アバディア・レトゥエルタはブドウ畑の一部が原産地呼称(DO)に認定されていないサルドン・デ・ドゥエロ村にあるため、格付けはビノ・デ・ラ・ティエラになっていました。その代わりにＤＯの規制に縛られることなく、自由な発想でバラエティー豊かな商品を展開してきました。1997年、この村で初めてワインをリリースしたのもこのワイナリーで、歴史は非常に浅いものの、ロバート・パーカー氏からも９０点以上の評価をされ、「今世紀最大の発見の一つ」とまで言わしめた実力を誇ります。畑はかの有名なボデガス・ベガ・シシリアに隣接、非常に恵まれた場所に位置し上質なワインが次々と生み出されています。2022年には国内で23軒目となるビノ・デ・パゴを取得し全区画にその認証を取得するに至りました。
赤ワインで有名ですが、気候やテロワールなど絶好の条件に恵まれ、10年間の研究の成果を実らせて2011年より白ワインをリリース。以降、全世界に発売開始後、即完売という程の大変希少かつ貴重な白ワインです。（2018年の生産量は80樽）